NS乳酸菌には、犬猫用のサプリメント『NS-Pet』もあります!

人間に飼われるペットは不幸…。

中国科学院教授 金鋒博士 著書 『NS乳酸菌』が病気を防ぐ より抜粋

高齢社会が進んで、ペットブームに拍車がかかっています。私は動物の行動も研究していますが、見ていると非常に面白いです。よくなついた犬でも、シャンプーのとき突然凶暴化して、主人を噛んでしまったりします。中国の病院のレポートによれば、狂犬病のワクチンを注射した人の六割以上は、実は、自分が飼っている犬に噛まれているのです。

 

むかしはそういうことはなかった。いまはペットもイライラしているのです。その原因は大きく分けて、外出できないストレスと菌不足の2つですが、そんな環境にペットをさらしている飼い主はそのことに気づいていません。

 

 もともと人間は、土と離れない生活スタイルを維持してきました。いまは部屋のなかで、ちょっとしたホコリも許さない環境に暮らしています。清潔ではありますが、本来の人間の生き方としてはよいことではありません。ホコリがなければ、土壌菌も存在できない。壁に抗菌塗料を塗り、抗菌じゅうたんを敷き、畳にはダニの殺虫剤、玄関にもトイレにも抗菌剤を用意する。家じゅう殺菌、抗菌材料があふれています。それで健康に暮らせるならよいでしょう。

でも現実は、そうはなっていません。逆にアトピー性ぜんそくとかアトピー性皮膚炎、水虫などの余計な病気を増やしています。ガンも糖尿病も増加の一途。このおかしな事実に、人びとはなかなか気づきません。しかし、動物には本能的にわかるのです。

 

なぜでしょう?自然に生きているからです。ただ、わかっても人間に飼われているペットは、どうしようもありません。人間の悪い影響を受けざるを得ない。いまのペットがおかれた環境はこういうものです。

 

犬の糖尿病も増えています。犬はもともとリンゴを食べませんが、いまのペット犬はリンゴも食べます。都会の犬はトマトも食べます。野菜も食べます。人間があれも食べさせ、これも食べさせしたためです。


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おかげで、体内の菌が人間の菌に近くなってしまいました。これはよくない菌交換といえます。犬の食習慣を変えなければ、もっとイライラは強くなります。やがて人間に反乱を起こすかもしれません。

 

むかしは、人間の食べ残したものを食べさせて、それで十分足りていました。いまは肉食動物としてのペットフードは1年たっても傷まない、腐らない。

 

相当あやしい食べ物と言えるでしょう。それを食べて、一方で在来菌とは違う種類の菌が入ってきてその影響を受けています。たぶん、犬の腸内菌はバランスをくずし、パニック寸前の状態になっているのではないでしょうか。犬がスリッパやカバン、汚れた靴などをかじるのは、よい菌が摂れなくてイライラが募っているからです。

 

 

そういうときは、外出させるとよい。外で犬がわざわざ汚いものを探すのは、本能で菌がほしいからです。飼い主は犬の健康を気づかって、汚物に近づけたがりませんが、人間にとって猛毒菌でも、腸内菌の種類が違う犬は平気なのです。

 

犬が欲求を覚えているのですから、ある程度は許してあげたほうがよい。人間および他の動物の糞便を食べるのは、糞便の大部分を占める菌を摂るためです。糞便を食べ、不潔なものに触れ、菌を身体の中に入れると、犬はすごく精神的に安定します。人間は自分が楽しむために、ペットにいろいろなことをします。爪を研いだり、シャンプーしたり、洋服を着せたり、さらに去勢まで…。

 

 これでは犬や猫がかわいそうです。イライラして飼い主を嚙むのも無理ありません。